共催の催しもの

2021年

第16回シンポジウム 歴史教科書・いままでとこれから
新科目「歴史総合」と近現代史学習の課題


I. 歴史教育者協議会WG 
    「歴史総合」教科書の全体的特徴
Ⅱ. 木畑洋一さん(元東京大学)
     世界近現代史と「歴史総合」:教科書に即して
Ⅲ.  田中元暁さん・中村慎吾さん(高校教員・歴史学研究会)
     (仮) 日本史教員/世界史教員からみた「歴史総合」
Ⅳ. 斎藤一晴さん(日本福祉大学・歴史科学協議会)
     (仮)「歴史総合」と教員養成の課題

日時:2021年10月17日(日) 13:00~17:00
会場:日本教育会館 7階・中会議室
   地下鉄「神保町」駅下車 徒歩5分  
   JR「水道橋」駅下車 徒歩15分 
資料代: 1,000円(会場参加・オンライン参加)

【主催】歴史学研究会・歴史科学協議会・東京歴史科学研究会・日本史研究会・地方史研究協議会・歴史教育者協議会・東京都歴史教育者協議会・子どもと教科書全国ネット21

*オンライン参加申し込み方法:メールです。
1.オンライン参加希望と明記の上、名前、所属、電話番号、メールアドレスをお知らせください。
宛先:シンポジウム事務局竹下:rekisou2021@gmail.com
2.折り返し事務局から、参加費の送金先(〒振替口座番号)をお知らせします。振替手数料(152円)はご負担ください。
3.送金が確認された後、事務局から受領確認メールを送ります。
4.オンライン参加の申し込み締め切りは、10月10日(日)です。
5.オンライン参加者へのシンポジウム資料、オンライン(Zoom)案内は10月11日前後にメールにて送ります。

*会場参加について
 会場参加数を把握するために、以下にご協力ください。
1.会場参加希望と明記の上、名前、所属、電話番号、メールアドレス(可能な方)をお知らせください。
宛先:シンポジウム事務局竹下:rekisou2021@gmail.com
2.会場参加の申し込みは10月10日(日)までにお願いします。下記のとおり完全オンラインになる場合もありますので、その連絡の必要上、必ず事前申込をお願いします。
3.2に拘わらず、コロナ感染拡大の状況によっては、完全オンラインになることも想定されます。その判断は9月末にシンポジウム事務局で行います。

Fight for Justice緊急オンライン・セミナー
もう聞き飽きた!「慰安婦は性奴隷ではない」説
~ハーバード大学ラムザイヤー教授の歴史修正主義を批判する~


「慰安婦は商行為」「慰安婦は自発的な売春婦」「慰安婦は高収入」「慰安婦は性奴隷ではない」……。これらは、1990年代後半から日本の歴史修正主義者たちによって繰り返し主張され、ことごとく歴史研究者たちによって論破されてきた言説です。ところが昨年12月、「慰安婦」を「自発的な契約による売春婦」であるとする歴史修正主義的な考え方を前提とした論文(Contracting for sex in the Pacific War,「太平洋戦争における性行為契約」)がジョン・マーク・ラムザイヤーというハーバード大学ロースクール教授によって書かれ、この論文の米国学術誌への掲載をめぐって、国際的な批判が広がっています。
 2月には、国境を超えたフェミニストたち1000人以上が同論文を批判する共同声明を出し、続いてハーバード大学の歴史学者をはじめ多くの研究者が、肝心の「契約」に関する証拠や関連文献の提示がなされていないとして、同論文の学問的誠実性の欠落を批判する声明や書簡をあいついで公表しました。一方、日本では産経新聞をはじめとする保守メディアが、韓国でもニューライト(新右派)がこの論文を大々的に擁護しています。
 同教授は、30年前にも「芸娼妓契約」に関する論文を書きましたが、これもまた事実に反する誤謬に満ちたものでした。このほかにも、同教授は在日朝鮮人問題(関東大震災時の虐殺含む)や部落問題に関しても、偏見に満ちた論文を書いたことも指摘されています。
 そこで、日本軍「慰安婦」問題に関する学術的webサイトFight for Justiceは、歴史学研究会・日本史研究会・歴史科学協議会・歴史教育者協議会とともに、日本軍「慰安婦」制度研究の第一人者である吉見義明氏、近代公娼制研究者である小野沢あかね氏に、ラムザイヤー教授の「慰安婦」論はもちろん、「芸娼妓酌婦契約」論に関しても、専門の立場から徹底的に検討・批判するオンライン集会を緊急で開催することにしました。また、この問題にいち早く対抗してきた茶谷さやか氏、さらに研究者の立場から藤永壮氏、板垣竜太氏、米山リサ氏にも発言していただきます。                
 もう聞き飽きた歴史修正主義的言説ではありますが、学術的な批判が聞けるまたとない機会ですので、ぜひご参加ください。

【主な内容】
◆茶谷さやか(シンガポール国立大学)
「ラムザイヤー氏「慰安婦」論文をめぐって今いま起きていること」
◆報告
1.吉見義明(中央大学名誉教授/日本軍「慰安婦」研究)報告
 「ラムザイヤー氏「慰安婦」論の何が問題か」
2. 小野沢あかね(立教大学/近代日本公制度史研究)報告
 「ラムザイヤー氏「芸娼妓酌婦契約」論の何が問題か」
◆研究者の発言・メッセージ
藤永壮(大阪産業大学)
板垣竜太(同志社大学/Fight for Justice)
米山リサ(トロント大学)
◆抗議声明発表

●日時:2021年3月14日(日)14:00~16:30
●参加費:一般1000円、学生500円
●ZOOMウェビナー機能をつかったオンライン(申込み者には後日配信あり)
●申込み方法
- Peatixで申し込み、決済する
 https://ffjseminar.peatix.com
- 〆切3月13日(土) 13:00 まで(ただし、定員になり次第受付終了)
※ZOOMの表示名は申込時のお名前(フルネーム)にしてください。
●主催: Fight for Justice(日本軍「慰安婦」問題webサイト制作委員会)
●共催:歴史学研究会・日本史研究会・歴史科学協議会・歴史教育者協議会
●協力:梨の木ピースアカデミー(コース12「抵抗の芸術と表現・思想の自由」)
●問合せ:ffjsemi@gmail.com
サイト:http://fightforjustice.info
FB:https://www.facebook.com/fightforjustice.info
Twitter:@FightfJustice

【発言者紹介】
●吉見義明
中央大学名誉教授。日本近現代史。Fight for Justice共同代表。
日本軍「慰安婦」制度研究の第一人者。著書に『従軍慰安婦資料集』(大月書店)、『従軍慰安婦』(岩波新書)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』 (岩波ブックレット)、『買春する帝国~日本軍「慰安婦」問題の基底』(岩波書店)ほか多数。
●小野沢あかね
立教大学文学部史学部教授。日本近現代史・女性史。Fight for Justice運営委員。近代日本の公娼制と日本軍「慰安婦」制度の研究、さらに沖縄の性産業のなかの女性の聞き書きをしてきた。単著に『近代日本社会と公娼制度』(吉川弘文館)、共編著に『性暴力被害を聴くー「慰安婦」から現代の性搾取まで』(岩波書店)、『日本人「慰安婦」』(現代書館)、『「慰安婦」問題を/から考える』(岩波書店)ほか多数。
●茶谷さやか(チャタニサヤカ)
コロンビア大学歴史学部国際史博士号取得。現在シンガポール国立大学歴史学部助教授、近現代東アジア史を教える。専門は日本帝国社会史、比較研究方法論、在日コリアンのトランスナショナル社会史。著書にNation-Empire: Ideology and Rural Youth Mobilization in Japan and Its Colonies (日本帝国下の農村動員とイデオロギー)(コーネル大出版、2018年)、その他アメリカ学術誌American Historical Reviewなどにて複数論文発表している。

-------注意事項-----------------
セキュリティのため、以下の行為を禁止します。
●取得した配信URLと当日資料をSNSなどに公開、転用する行為
●参加登録内容に虚偽の申告
●申し込み情報を売却、転売、譲渡する行為
●本セミナー運営を著しく阻害する行為
●主催者や参加者、第三者の財産や権利、尊厳、プライバシーを侵害する行為。 法律に違反する行為
●犯罪行為に関連する行為
●Zoom上の画像をスクリーンショットなどで撮り、SNSやメールなどで公開したり、広めたりする行為。これは著作権、肖像権を侵害するおそれがあります。ネットリテラシーを意識してご参加ください。
なお、取材で写真が必要な場合は、以下までメールでお知らせください。
ffjsemi@gmail.com

2018年

合同シンポジウム
創られた明治、創られる明治-明治150年を考える- 


日時:2018年3月3日(土)13:00~17:30(開場12:30)
場所:一橋大学(西キャンパス)インテリジェントホール
http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/kunitachi.html

報告者
 原田敬一  「明治150年」史観・「明治の日」・改憲
 石居人也  歴史研究における「明治」をみる眼
 関原正裕  明治はどう教えられてきたか

コメンテーター
 大江洋代  明治と戦争の観点から  
 横山伊徳  アジアの中の明治の観点から
 平井和子  明治とジェンダーの観点から

参加費:500円(事前申し込み不要)
主催 日本史研究会・歴史科学協議会・歴史学研究会・歴史教育者協議会

開催主旨
 今から50年前の1968年、「明治百年」を政府式典で祝うという国家的イベントが催された。政府は、明治以来100年の歩みを、日本が急速な近代化や復興に「成功」した歴史として描き、政府式典を通じて、それを日本中に広めようとしていた。その時、歴史学界や心ある人たちは、1967年の紀元節復活(「建国記念の日」実施)に続く、歴史観の一方的な押し付けであるとして、それを批判し、声明を出し、反対集会を全国で開催した。
 いうまでもなく明治以来の歴史には、戦争も迫害も過ちもあった。アジアや世界の民衆と対立し、矛盾を深めた側面もあった。まさに、戦前の日本が、「王政復古」以来、「皇国」日本の世界に対する優越性や正統性を喧伝し、軍人勅諭と教育勅語を支える基盤として顕彰し続けてきたのが、「明治維新」像だった。そのことが軍国日本の膨張政策を支え、世界と対立し、戦争を繰り返した結果、沖縄をはじめ国土の戦場化をもたらし、多大な被害の果てに1945年の敗戦を招いた。「明治百年」記念の国家的イベントは、そうした負の歴史を隠蔽し、戦後、人々が「戦争責任」「戦後責任」の名のもとにかさねてきた反省の重みや、正と負の歴史、光と陰を総合的に捉え、考えていこうとする努力を無視したものだった。むしろ、〈欧米列強と対峙しつつ成し遂げた明治維新〉というイメージを強化することにより、戦後の日本が対米従属下にあり、ヴェトナム戦争に政府や財界が協力していたという重大な事実から目をそらす効果すら狙っていた。
 そのような仕掛けが、21世紀の今日、またしても繰り返されようとしている。「明治以降の歩みを次世代に遺す施策」として、史資料の収集・整理・保存・展示やデジタルアーカイブの整備が謳われる一方で、史資料の選別や廃棄がおこなわれ、「明治の精神に学び、更に飛躍する国に向けた施策」の名のもとに若者・女性・外国人の「活躍」ばかりに光があてられようとしている。こうした政府の描きたい歴史が人々に押し付けるだけではない。150年を機に政府は、過去の特定の歴史事象を讃美することで、現代日本に新たに生起している切実な課題に正面から向き合わない/向き合わせないという情緒的な仕掛けをも駆使しているのである。
 21世紀の世界は、多義的な文化を前提として展開するだろう。一国史的な見方は相対化されて久しい。むしろ、従来の歴史学では等閑視されてきた人々・集団・地域から歴史を構想して初めて、あるいは、地球規模の視野によって初めて、わたしたちは新しい世界へと飛び立つことが出来る。歴史学や歴史教育は現在、そうした新しい地平に立っている。豊かな歴史像の提示が人々を励まし、未来を見据えることになる。このような大きな役割を歴史学界は認識しつつ、一面的な歴史像に人々を絡めとろうとする政府の「明治150年」イベントに対峙していかねばならない。
 以上の現状認識に基づき、わたしたち四者協(日本史研究会、歴史学研究会、歴史科学協議会、歴史教育者協議会)は、合同シンポジウム「創られた明治、創られる明治―明治150年を考える―」を企画した。ここでは、原田敬一、石居人也、そして、関原正裕の三氏に、100年と150年の歴史認識・歴史段階の相違、史学史上の把握、明治教育の変遷という多角的な観点から総合的に論じていただく。対して、明治と戦争の視点から大江洋代、アジアの中の明治という問題意識から横山伊徳、明治とジェンダーの観点に基づき平井和子の三氏からコメントをいただく。これによって、100年と150年の歴史状況の相違を意識しながら、権力によって明治イメージが創られ、利用される文脈と構造を、近現代ナショナリズム、新自由主義、グローバリズムの位相において検証することができるであろう。


2015年

施行一年の特定秘密保護法-歴史学、アーカイブズ学から考える-



 多くの反対の声を押し切り特定秘密保護法が成立してから2年、施行されてから今年の12月10日で1年を迎えようとしています。
 特定秘密保護法については、情報公開法と公文書管理法という二つの基本的法律の機能を妨げ、情報公開と国民の知る権利を大きく制限するものになる危険性が指摘されていました。果たしてこの法律は、実際どのように運用され、どのような問題をもたらしているのか。いわゆる安保法制との関連でも、この法律をめぐる問題点は、改めて厳しく問いただされなければなりません。
 施行後1年を迎える今、私たちは、当初から法案に対する懸念を表明してきた歴史学、アーカイブズ学の立場から、特定秘密保護法の問題点を具体的に掘り下げ、検討を深めるとともに、この法律をなくしていく道筋を展望しようと思います。皆様のご来場をお待ちしております。

日時:2015年12月3日(木)16:30~19:00
会場:明治大学リバティタワー14階 1143室

報告:
瀬畑源(長野県短期大学)
 歴史学から特定秘密保護法を考える-施行後の現状と課題-
小川千代子(藤女子大学)
 秘密と公開 記録管理の立場から
吉澤文寿(新潟国際情報大学)
 日韓会談をめぐる外交文書の管理と公開 (仮題)

資料代:300円

主催:日本史研究会・歴史科学協議会・歴史学研究会・歴史教育者協議会・同時代史学会・記録管理学会・日本アーカイブズ学会
問合せ先:歴史学研究会

2014年

4月28日の意味を考え辺野古への基地移設に反対する歴史学関係者の集会



政府は、昨年、多くの批判を顧みず「主権回復式典」を開催しました。
わたしたちは、歴史学の研究と教育に携わる立場から、
サンフランシスコ平和条約、日米安全保障条約、外国人登録法が
発効した四月二八日がもつ意味を改めて考え、
辺野古への米軍基地移設に反対する集会を計画しております。
奮ってご参加下さい。

櫻澤誠「沖縄戦後史のなかの四・二八」
鄭栄桓「対日講和と植民地支配責任――在日朝鮮人史から問いなおす」
吉田裕「国際社会の中で孤立する日本――慰安婦・靖国参拝問題を中心に」
山田朗「改憲路線と『教育再生』」

日時:2014年4月28日 午後6時半~8時半
会場:明治大学 リバティータワー10階の1103教室
主催:歴史学研究会、歴史科学協議会、歴史教育者協議会

問合せ先 〒101-0051 千代田区神田神保町2-2
 千代田三信ビル3F 歴史学研究会