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2024年

ヨーロッパ中世史・近世史合同部会
2023年度ヨーロッパ中近世史部会3月例会のお知らせ

啓蟄の折、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍などの影響でこの数年、例会や大会などの活動を従来通り行うことが当部会にあっては難しい状況が続いておりましたが、若手研究者を中心とした運営担当者の刷新、オンラインでの大会や例会の試みなど時流への適応など徐々に立て直しにつとめていく所存です。

つきましては、新たな試みとして3月末日の31日に、下記の要領でオンライン形式での例会開催を企画しております。

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2023年度ヨーロッパ中近世史部会3月例会
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日時:2024年3月31日(日) 15:00-18:00
開催形態:オンライン(ZOOM/要参加申込)
報告者:中曽根卓樹(一橋大学大学院)
報告予定題目:「アンシアン・レジーム期フランスにおける決闘禁止令」(仮)
参考文献:
ミシェル・ナシエ「16世紀から18世紀フランスにおける暴力とその衰退」石井三記監訳、嶋中博章、福田真希共訳『法政論集』
253号、2014年
高澤紀恵「都市・平和・武器 1614年パリ断章」『アジア文化研究』29号、2003年
浜本隆志、菅野瑞治也『決闘のヨーロッパ史』河出書房新社、2021年

ご参加を検討されている方は、3月28日(木)23:59(日本時間)までに、以下のGoogle Formにお名前とメールアドレスを記入し申し込みをお願いいたします。
参加登録フォーム:https://forms.gle/GR5ipgBdqZVKsYMPA
申し込まれた方には、30日(土曜)中にZOOMのミーティング情報(リンクとパスワード)、並びに報告レジュメの共有リンクを部会担当者がお送りいたします。
(それ以降の申し込みについてもできる限り対応いたします)

年度末のご多忙な時節とは愚考いたしますが、会場にご足労いただくのが難しい遠方の方を含め、多くの方に例会活動や報告に関心を持っていただき、ご参加いただけると非常にありがたく思います。
また、今後の例会での報告希望につきましても、部会公式アドレス(rekiken.mafn.2012@gmail.com)などにお寄せいただけますと幸いです。
大変ブランクが空いてしまいましたが、今後も歴史学研究会ならびにそのヨーロッパ中近世部会をよろしくお願い申し上げます。

2019年

ヨーロッパ中世史・近世史合同部会
9月例会兼第1回修士論文中間報告会開催のお知らせ

日時:2019年9月7日(土)15:00-18:00
場所:早稲田大学戸山キャンパス31号館301教室
(地図: http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/02/150408_toyamamap.pdf)

報告者:後藤彰
題目:「外務卿ユーグ・ド・リオンヌの派閥から見るルイ14世親政初期外交行政(1661-1671)」
参考文献
・イェルン・ダインダム(大津留厚・小山啓子・石井大輔訳)[2017]『ウィーンとヴェルサイユ ヨーロッパにおけるライバル宮廷1550~1780』、刀水書房。
・佐々木真[1993]「フランス絶対王政期における軍隊行政 17世紀の軍政監察官と地方長官を中心に」、『歴史学研究』第650号、1-16頁。
・常見孝[1979]「コルベールとフィナンシエ」、 『北海道大學文學部紀要』第27巻1号、41-87頁。
・野呂康[2006]「テクストの生産と戦略 帰属戦争、テクストの翻訳、文芸の制度化」, 『Azur』第7号、 63-81頁。

報告者:長藤美佑紀
題目:「16世紀ドイツ地域における救貧改革と都市統治ーフランクフルトを事例にー」
参考文献
・P. ブリックレ(前間良爾・田中真造訳)『1525年の革命ードイツ農民戦争の社会構造史的研究ー』(人間科学叢書12)刀水書房、1988年。
・小倉欣一『ドイツ中世都市の自由と平和』勁草書房、2007年。
・馬場哲『ドイツ都市計画の社会経済史』東京大学出版会、2016年。
・Jutte, Robert, Obrigkeitliche Armenfursorge in deutschen Reichsstadten der fruhen Neuzeit. Stadtisches Armenwesen in Frankfurt am Main und Koln, Koln, 1998.
・Johann, Anja, Kontrolle mit Konsens. Sozialdisplinierungin der Reichsstadt Frankfurt am Main im 16. Jahrhundert, Frankfurt a. M. 2001.

ヨーロッパ中世史・近世史合同部会4月例会開催のお知らせ

日時:2019年4月20日(土)15:00-18:00
場所:戸山キャンパス33号館6階第11会議室
   (地図: http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/02/150408_toyamamap.pdf)
報告者:齋藤敬之
題目:「近世ライプツィヒ都市裁判所の記録"Strafakten"の分析と利用可能性について」

参考文献
*Arnauld, Andreas von, Was war, was ist ? und was sein soll. Erzahlen im
juristischen Diskurs, in: Klein, Christian/ Martinez, Matias (Hg.),
Wirklichkeitserzahlungen. Felder, Formen und Funktionen nicht-literarischen
Erzahlens, Weimar 2009, S. 14-50.
*Eibach, Joachim, Frankfurter Verhore. Stadtische Lebenswelten und
Kriminalitat im 18. Jahrhundert, Paderborn 2003.
*Niehaus, Michael, Wort fur Wort. Zu Geschichte und Logik des
Verhorprotokolls, in: Niehaus, Michael/ Schmidt-Hannisa, Hans-Walter (Hg.),
Das Protokoll. Kulturelle Funktionen einer Textsorte, Frankfurt am Main 2005
, S. 27-47.
*Schwerhoff, Gerd, Aktenkundig und gerichtsnotorisch. Einfuhrung in die
Historische Kriminalitatsforschung, Tubingen 1999.
*Wittke, Margarete, Alltag, Emotionen, Gewalt: Auswertungsmoglichkeiten von
Zeugenverhoren der strafrechtlichen Generalinquisition, in: Fuchs,
Ralf-Peter/ Schulze, Winfried (Hg.), Wahrheit, Wissen, Erinnerung.
Zeugenverhorprotokolle als Quelle fur soziale Wissensbestande in der Fruhen
Neuzeit, Munster 2002, S. 293-316.
*藤本幸二『ドイツ刑事法の啓蒙主義的改革とPoena Extraordinaria』国際書院、2006年。

歴史学研究会ヨーロッパ中世史・近世史合同部会
世話役: 内川勇太・木崎孝嘉・岸田菜摘・小坂井里加・津澤真代・成川岳大・林賢治・増永菜生・村上司樹 (50音順)