2023年度歴史学研究会大会のご案内

会期

2023年 5月 27日(土)・28日(日)

  • 対面形式で開催の予定ですが、新型コロナウイルス感染症の状況などにより変更となる場合もあります。
  • 事前申込不要、どなたでも参加できます(総会は会員のみです)。

会場

一橋大学 国立キャンパス
東京都国立市中2ー1、JR中央線国立駅徒歩約10分
アクセスマップ

会場整理費

一般会員1500円
非会員2000円
学生(博士課程まで)会員無料
非会員500円

懇親会費

二日目・5月28日(日)18時より、西プラザにて懇親会を行います。

一般3000円
学生(博士課程まで)2000円

会場地図

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1日目・5月27日(土)
総会9:30~11:30西キャンパス兼松講堂
全体会13:30~17:30西キャンパス兼松講堂
2日目・5月28日(日)
中世史部会9:30~17:30西キャンパス兼松講堂
近世史部会9:30~17:30東2号館2201教室
近代史部会9:30~17:30東1号館1201教室
現代史部会13:00~17:30東1号館1101教室
合同部会13:00~17:30東2号館2301教室
特設部会12:15~14:15東1号館1202教室
懇親会18:00~20:00西キャンパス西プラザ
書籍展示
一日目12:00~16:00頃東1号館2・3階
二日目9:00~16:00頃

新刊販売のご案内:『「戦前歴史学」のアリーナ ――歴史家たちの一九三〇年代』

大会開催にあわせ、歴史学研究会編・加藤陽子責任編集『「戦前歴史学」のアリーナ ――歴史家たちの一九三〇年代』(東京大学出版会)の先行販売を予定しています。

定価2,750円(税込)→ 会場限定価格 2,200円


歴史学研究会編・加藤陽子責任編集
東京大学出版会 2023年6月7日刊行 本体2,500円

戦後歴史学が批判すべき対象としていた「戦前」の歴史学について、その出発点を1930年代に生まれた新しい歴史学の潮流のなかに見出す。多様な歴史学が興隆するなか、そこで生まれた歴史学研究会と、それを牽引した歴史家たちがたどった戦中・戦後も射程に入れて、現代の歴史学が切りひらく視座を提示する。

まえがき(加藤陽子)

 一九三〇年代の歴史学の「刷新」と黎明期の『歴史学研究』(加藤陽子)
 【コラム1】 確かな「一隅」を築く試み(戸邉秀明)

 「宮崎市定」の誕生――一九三〇年代の軌跡(井上文則)

 一九三〇年代の歴史系学会と史学史ブーム(佐藤雄基)
 【コラム2】 昭史会の野郎ども(木下竜馬)

 社会経済史学会の創立と一九三〇年代前後の社会経済史研究(馬場 哲)

 戦前東洋史学の展開と歴史学研究会の創立者群像(小嶋茂稔)
 【コラム3】 一九三〇年代の『歴史学研究』にみる地方郷土史家へのまなざし(古畑侑亮)

 歴史学研究会と二つの皇国史観――平泉澄・吉田三郎を中心に(昆野伸幸)
 【コラム4】 「戦前歴史学」における軍事史・戦争史研究の一側面――原種行の研究を例に(三澤拓弥)

 両大戦間期フランス歴史学界における危機と刷新――L.フェーヴルの視点から(舘 葉月)
 【コラム5】 黎明期の西洋史部会――その課題と取り組み(十川雅浩)

 「左派外交史学」の曙光――一九三〇年代日本のマルクス主義史家たち(前田亮介)

あとがき (下村周太郎)

*この他の本会の出版物についてはこちらのページをご参照ください。

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