1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月増刊号11月12月

2025年3月 No.1059

小特集『岩波講座 世界歴史』を読む
小特集によせて歴史学研究会
編集委員会
(1)
『岩波講座 世界歴史』を編む吉澤 誠一郎(2)
世界史の叙述と中華世界鶴間 和幸(8)
『岩波講座 世界歴史』の編纂とモンゴル帝国・元朝史櫻井 智美(14)
世界史のなかの日本とは小風 秀雅(21)
個別性と国際性について―東南アジア史の視点から―岡田 泰平(29)
社会史とジェンダー視角への注目―近現代ドイツ史研究者が読む『岩波講座 世界歴史』―北村 陽子(35)
『岩波講座 世界歴史』の60年―3シリーズを比較する―佐々木 真(41)
研究ノート
考古学と文献史学の国家形成史論関根 淳(51)
学界だより
国際女性史連盟(IFRWH)東京大会に参加して北田 依利(60)

2025年2月 No.1058

シリーズ 歴史を書くということ[第5回]:概説書を書くということ
新書で歴史学する佐藤 雄基(1)
隣国との領土問題について概説書を書くこと池内 敏(6)
中国通史を書く渡辺 信一郎(9)
概説書は誰に何を伝えるのか松下 憲一(14)
明代とは何か、通史とは何か岡本 隆司(18)
『歴史学研究』の周辺で―拙著『ヨーロッパ史』の動機と趣旨―大月 康弘(22)
経済史概説書はいかに読まれるか小野塚 知二(28)
新書で概説書を書くこと貴堂 嘉之(33)
一般向けに歴史を書くことの困難
―『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』が問題にしたこと―
田野 大輔
小野寺 拓也
(37)
ジェンダー史の浸透をめざして概説書を書く姫岡 とし子(42)
座談会
概説書を作る―多様化する読者に向けて―岡崎 麻優子
杉田 守康
松田 健
大塚 将太郎
小田原 琳
加藤 陽子
佐藤 雄基
佐々木 真
(47)
史料文献紹介
(65)

2025年1月 No.1057

特集 歴史における戦争の記憶(Ⅲ)
1970年代の経済協力政策の転換と「心」をめぐる国民的記憶浅野 豊美(1)
ソロモン諸島民からみた太平洋戦争―史資料にみる戦争の記憶の特徴と重層性―藤井 真一(16)
論文
植民地朝鮮における「国有林創出」と林野調査事業―第一種不要存林に注目して―韓 梨恵(27)
イングランドの歴史教育の脱植民地化與田 純(44)
書評
紀平英作『奴隷制廃止のアメリカ史』貴堂 嘉之(60)