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2023年6月 No.1036
特集 歴史から考えるウクライナ危機(Ⅰ) | ||
特集によせて | 歴史学研究会 編集員会 | (1) |
論文 | ||
ウクライナ戦争と世界システムの転換 | 油井 大三郎 | (2) |
国連史からみたロシアのウクライナ侵略 | 半澤 朝彦 | (8) |
同盟と分業の間 ―中ソ関係から見た東アジア冷戦の構造― | 松村 史紀 | (14) |
力の限界を認識するアメリカとウクライナ戦争 | 三牧 聖子 | (21) |
ペレストロイカとウクライナ ―ロシア・ウクライナ戦争の歴史的理解のために― | 塩川 伸明 | (28) |
1907年東ガリツィアの国政選挙 | 大津留 厚 | (35) |
戦争の背景に思想がある ―寛容とナショナリズムをめぐって― | 上田 美和 | (46) |
クラウゼヴィッツ以降の戦争論の系譜と構築される戦争像 | 中島 浩貴 | (53) |
リレー討論・歴研創立90年をむかえて 第4回 | ||
恐れずに前進を! | 栗田 禎子 | (61) |
皆さんに誘われて、歴研、そして日本古代史部会、運営委員会へ | 宮瀧 交二 | (65) |
書評 | ||
太田出『関羽と霊異伝説―清朝期のユーラシア世界と帝国版図―』 | 石野 一晴 | (69) |
展示評 | ||
ケンブリッジ大学図書館「サムライ―歴史と伝説―」展をみて | 佐藤 雄基 | (73) |
史料・文献紹介 | (78) | |
会告 | ||
世田谷区史編さんにおける「著作者人格権の不行使」問題についての声明 | (83) |
2023年5月 No.1035
論文 | ||
肥後和男における歴史学と戦争協力 ―大東亜文化建設論を中心として― | 中村 紀博 | (1) |
「新体制」下における自由主義派代議士の支持基盤 ―三重県伊賀地方と川崎克を事例に― | 高島 笙 | (17) |
時評 | ||
農業集落調査廃止問題をめぐって | 松沢 裕作 | (32) |
書評 | ||
原田昌博『政治的暴力の共和国―ワイマル時代における街頭・酒場とナチズム―』 | 長田 浩彰 | (38) |
リレー討論・歴研創立90年をむかえて 第3回 | ||
「いわゆる歴研派」とその周辺 | 岸本 美緒 | (41) |
これからの歴研の活動へのささやかな提言 | 源川 真希 | (44) |
2023年度歴史学研究会大会報告要旨説明 | ||
全体会:現在につながる過去/つながらない過去 | (48) | |
中世史部会:日本中世における支配体制と秩序 | (49) | |
近世史部会:近世後期の社会変動―「危機」への意識と対応から― | (51) | |
近代史部会:社会変動と人々 | (52) | |
現代史部会:社会運動と環境・民主主義―新自由主義時代の民衆像を求めて― | (54) | |
合同部会:モノからみた都市空間 | (55) | |
特設部会:歴史学と社会をつなぐ―ワークショップからクラウドファンディングまで― | (56) | |
会告 | ||
農業集落調査の継続を求める要望書 | (60) | |
要望書 国立国会図書館デジタルコレクションの著作権処理の改善による知識情報基盤の拡充を求めます | (61) | |
2023年度歴史学研究会総会・大会のお知らせ | (63) |
2023年4月 No. 1034
特集 第23回国際歴史学会議ポズナン大会 | ||
総論 | ||
国際歴史学会議ポズナン大会について | 小澤 弘明 吉澤 誠一郎 | (1) |
大テーマ | ||
(MT01) 絡み合う経路 ―動物と人間の歴史,動物の行為主体性,人間の記録のなかの動物― | 浅田 進史 | (5) |
個別テーマ | ||
(ST09, RT07) ジェンダー史/女性史研究の現在 | 松本 悠子 | (12) |
(ST20. RT17) デジタル・ヒストリーをめぐって | 森田 直子 | (17) |
ジョイント・セッション | ||
(JS10) グローバルな展望からみた革命的ナショナリズム | 山﨑 耕一 | (23) |
(JS11) 東アジアとヨーロッパにおける歴史学・歴史記述の方法論の源流 | 岡本 充弘 | (28) |
ラウンドテーブル | ||
(RT01) 境界と境界地域:数百年にわたるスラヴ圏 ―文化と社会― | 衣笠 太朗 | (34) |
(RT18) 自然災害時の歴史資料の救出と保全 | 奥村 弘 | (37) |
加盟委員会:国際歴史学委員会 | ||
国際関係史委員会(CHIR)から国際歴史学委員会(CISH/ICHS)へ | 渡邊 啓貴 | (50) |
時評 | ||
博物館はどこへ行くのか ―博物館法「改正」の意味― | 岩﨑 奈緒子 | (57) |
連続時評 ウクライナ危機 | ||
ロシアによるウクライナ侵攻と国際秩序 | 後藤 春美 | (65) |
会告 | ||
2023年度歴史学研究会総会・大会のお知らせ | (67) |
2023年3月 No. 1033
小特集 盛り場をめぐるまなざし | ||
小特集によせて | 歴史学研究会 編集委員会 | (1) |
唐宋代の盛り場 ―夜市を利用する人々― | 塩 卓悟 | (2) |
スレイマン1世治世末期のイスタンブルにおける居酒屋と酒の流通に対する規制の実態 | 澤井 一彰 | (12) |
19世紀初頭イギリスにおける「酔いの公共圏」 ―政治的宴会を中心に― | 正木 慶介 | (23) |
20世紀への転換期アメリカにおける酒場文化とその終焉 | 岡本 勝 | (33) |
論文 | ||
「暗い谷間」における「抵抗」言説 ―荒 正人― | 綿貫 ゆり | (45) |
連続時評 ウクライナ危機 | ||
ウクライナとロシア ―「元祖」と「本家」の相克― | 福嶋 千穂 | (61) |
会告 | ||
声明 政府方針に対する日本学術会議の立場を支持する | 歴史学研究会 委員会 | (66) |
歴史学研究会シンポジウム「『アカデミズムとジェンダー』について語ろう!」のご案内 | (67) |
2023年2月 No.1032
論文 | ||
17世紀オスマン朝―ヴェネツィア間の海上秩序 ―「海賊」をめぐるアフドナーメ・勅書の分析から― | 末森 晴賀 | (1) |
時評 | ||
「革命」第二幕 ―2017・22年フランス選挙の歴史的位置― | 中山 洋平 | (14) |
シリーズ 歴史を書くということ 第1回 | ||
シリーズの開始によせて | 歴史学研究会 編集委員会 | (25) |
歴史教科書を書く ―その「いま」と前提― | 大串 潤児 | (26) |
歴史教科書の現在地を考える ―ドイツにおける展開を手掛かりに― | 近藤 孝弘 | (32) |
生徒が描き出す「歴史総合」 ―歴史総合と教科書― | 山川 志保 | (38) |
歴史教科書と検定の論理 | 三谷 芳幸 | (46) |
教科書の市場的特殊性と歴史教科書編集の具体的様相 ―ここ四半世紀の編集体験から― | 大矢 雅史 | (52) |
リレー討論・歴研創立90周年を迎えて 第2回 | ||
歴研の生命力 ―二つの臨時大会を経験して― | 池 亨 | (59) |
「戦後歴史学」の揺らぎのなかで | 加藤 千香子 | (62) |
2023年1月 No.1031
特集 蔵書の社会史(Ⅲ) | ||
論文 | ||
日本近世社会における知識形成と蔵書文化 | 工藤 航平 | (1) |
明治期地方書籍館の「知」 ―八戸書籍縦覧所の場合― | 鈴木 淳世 | (12) |
論文 | ||
近世天皇・女院の葬送儀礼と門跡寺院 ―「宝龕御用」をめぐる天台宗寺門派門跡の動向を中心に― | 佐藤 一希 | (25) |
研究ノート | ||
植民地解放直後の朝鮮女性運動と日本軍性奴隸制 ―日本軍「慰安婦」問題に対する朝鮮女性運動史研究からの一視点― | 李 玲実 | (43) |
リレー討論・歴研創立90年を迎えて 第1回 | ||
学会活動の意義を考える | 原田 敬一 | (55) |
書評 | ||
近藤剛『日本高麗関係史』 | 赤羽目 匡由 | (58) |
連続時評 ウクライナ危機 | ||
NATO東方不拡大の「約束」に関する情報戦 | 吉留 公太 | (62) |
史料・文献紹介 | (64) | |
会告 | ||
投稿規定改正のお知らせ | 歴史学研究会編集委員会 | (67) |