1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月増刊号11月12月

2022年8月号 No.1025

論文
中世後期の寺院経済における荘園年貢
 ―法隆寺領播磨国鵤荘と唯識講衆による財政運営の分析を通じて―
竹内 惇人(1)
研究ノート
天長4年(827)の渤海使と節度使の対外交通吉澤 哲平(17)
批判と反省
吉川真司編『シリーズ古代史をひらく 国風文化―貴族社会のなかの「唐」と「和」―』を読んで榎本 淳一(28)
中国共産党史研究の現状と課題
 ―石川禎浩・高橋伸夫の近著に寄せて―
丸田 孝志(34)
書評
酒井雅代『近世日朝関係と対馬藩』古川 祐貴(41)
樋口真魚『国際連盟と日本外交―集団安全保障の「再発見」―』酒井 哲哉(44)
高柳友彦『温泉の経済史―近代日本の資源管理と地域経済―』沼尻 晃伸(47)
飯倉江里衣『満洲国軍朝鮮人の植民地解放前後史―日本植民地下の軍事経験と韓国軍への連続性―』金 庾毘(50)
堀内義隆『緑の工業化―台湾経済の歴史的起源―』都留 俊太郎(53)
内田日出海『アルザス社会経済史―周縁の力学―』安酸 香織(56)
連続時評 ウクライナ危機
神と国家と民族と
 ―境域としてのウクライナと環黒海地域―
前田 弘毅(60)
史料・文献紹介(62)

2022年7月号 No.1024

特集 日本復帰50年 琉球・沖縄史研究の到達点(Ⅱ)
論文
琉球史研究と海域アジア史
 一真栄平房昭 『琉球海域史論』をめぐって一
中島 楽章(1)
〈南洋群島〉 という社会空間の生成
 ―沖縄出身南洋教育世代の台頭と帝国のヒエラルキー―
森 亜紀子(14)
戦後沖縄における資料収集・編纂と近年のデジタルアーカイブの取り組み山田 浩世
小野 百合子
(28)
批判と反省
先住民史への模索
 一国立アイヌ民族博物館の歴史展示一
坂田 美奈子(40)
複合国家論に見る近世ブリテンと大陸ヨーロッパの間
 ―岩井淳・竹澤祐丈編著 『ヨーロッパ複合国家論の可能性一歴史学と思想史の対話—』 を通して見る一
皆川 卓(48)
書評
高木まどか『近世の遊郭と客一遊女評判記にみる作法と慣習―』横山 百合子(57)
連続時評 ウクライナ危機
戦争と名づけ問題小森 宏美(61)
史料・文献紹介(64)

2022年6月号 No.1023

特集 日本復帰50年 琉球・沖縄史研究の到達点(Ⅰ)
特集によせて歴史学研究会編集委員会(1)
論文
考古学からみる琉球国の形成過程瀬戸 哲也(2)
琉球沖縄史の近世・近代転換期をめぐって
 ―琉球処分と旧慣温存の研究動向―
前田 勇樹(14)
沖縄戦を考えるということ冨山 一郎(24)
占領沖縄、食糧配給と労働を巡る政治
 ―「金武湾」「みなと村」の空間編成―
謝花 直美(35)
琉球列島米国民政府(USCAR)の解体過程にみる沖縄返還吉本 秀子(47)
東アジア冷戦と沖縄成田 千尋(57)
批判と反省
島々からみた琉球帝国とは村木 二郎(68)
連続時評 ウクライナ危機
ウクライナ侵攻と新自由主義南塚 信吾(74)
会告
緊急声明 ロシアによるウクライナ侵攻を断固非難する歴史学研究会委員会(80)

2022年5月号 No.1022

論文
漢代における即位儀礼・郊祀親祭と「天子之璽」阿部 幸信(1)
19世紀前半~半ばにおけるベトナム阮朝の地方支配の変遷と土司
 ―諒山省を中心に―
吉川 和希(16)
時評
朝鮮大学校生の学生支援緊急給付金除外佐野 通夫(23)
書評
林大樹『天皇近臣と近世の朝廷』石津 裕之(43)
原淳一郎『近世の旅と藩―米沢藩領の宗教環境―』高橋 陽一(46)
千葉拓真『加賀藩前田家と朝廷』淺井 良亮(49)
2022年度歴史学研究会大会報告主旨説明
全体会:事実と虚構/言葉の力(53)
古代史部会:古代日本の地方支配とその変質(54)
中世史部会:日本中世の都市における社会集団と権力(56)
近世史部会:近世後期における大名家・旗本家の家臣団からみた「家」意識(57)
近代史部会:帝国支配と植民地社会(59)
現代史部会:冷戦下の越境する連帯
 ―非政府アクターによる市民外交・人権外交―
(60)
特設部会:デジタルネットワーク社会と歴史学の可能性(62)
会告
2022年度歴史学研究会総会・大会のお知らせ(65)

2022年4月号 No.1021

小特集 デジタル史料とパブリック・ヒストリー―アイルランド反乱(1641年)の集団的記憶と歴史認識—
小特集によせて歴史学研究会
編集委員会
(1)
デジタル史料とパブリック・ヒストリー
 ―1641年反乱の証言録取集(The 1641 Depositions)公開プロジェクト―
ジェーン・オーマイヤ
(後藤はる美訳)
(2)
論争的史料と歴史学後藤 はる美(11)
1641年反乱とパブリック/オフィシャル/アカデミック・ヒストリー勝田 俊輔(22)
公共史の中の歴史認識問題
 ―アイルランド、東アジア、ヨーロッパ―
剣持 久木(32)
東アジア史への示唆
 ―17世紀アイルランドからの声は届くか―
吉澤 誠一郎(39)
「1641年反乱の証言録取集」公開プロジェクト(The 1641 Depositions)と歴史研究
 —前近代のアイヌ—和人関係史から—
檜皮 瑞樹(43)
デジタル歴史資料が導き出しうる「パブリック・ヒストリー」とは後藤 真(45)
時評
「歴史総合」実践の前夜に
 ―いくつかの論点―
成田 龍一(50)
会告
声明 教科書に対する国家統制のさらなる強化に抗議する歴史学研究会委員会(62)
2022年度歴史学研究会総会・大会のお知らせ(65)

2022年3月号 No.1020

論文
名士リスト制度論
 ―ブリュメール派の統治技法―
藤原 翔太(1)
研究動向
古代戸籍研究の方法と課題田中 禎昭(18)
『日本書紀』の読書史と『古事記』
 ―『日本書紀1300年史を問う』『読み替えられた日本書紀』を読んで―
関根 淳(32)
書評
川本慎自『中世禅宗の儒学学習と科学知識』菅原 正子(40)
野本禎司『近世旗本領主支配と家臣団』高野 信治(43)
田中暁龍『近世の公家社会と幕府』林 大樹(46)
今村直樹『近世の地域行財政と明治維新』萬代 悠(49)
玉木寛輝『昭和期政軍関係の模索と総力戦構想
 ―戦前・戦中の陸海軍・知識人の葛藤―』
一ノ瀬 俊也(53)
竹内祐介『帝国日本と鉄道輸送
 ―変容する帝国内分業と朝鮮経済―』
大豆生田 稔(55)
展示評
コロナ禍の博物館展示とデジタル化
 ―渋沢史料館のリニューアルをめぐって―
小林 延人(59)
史料文献紹介(63)
会告
旧東京帝国大学第二工学部木造校舎の解体中止を求める要望書(64)

2022年2月号 No.1019

論文
日清戦争における環境変動と赤痢流行加藤 真生(1)
批判と反省
女性歴史学研究者の史学史
―『女性歴史学研究者ハンドブック(仮)』(績文堂出版より2022年刊行予定)によせて―
大江 洋代(18)
歴史学研究会と若手研究者問題
―大会特設部会をふりかえるー
2019年度歴史学研究会
若手研究者問題
ワーキンググループ
(28)
シリーズ 歴史家とアーキビストの対話(第10回)
提言
寺社所蔵文献の調査と公開・利用に関する私的覚書落合 博志(35)
真宗史アーカイブズとしての本願寺史料研究所
―現状と課題―
大原 実代子 (37)
アーカイブズを訪ねる
イエズス会文書館の最近の動向
―ローマ文書館とフランス文書館―
山本 妙子(42)
バチカン図書館所蔵マリオ・マレガ資料の資源化に参加して大友 一雄(45)
書評
尾脇秀和『近世社会と壱人両名―身分・支配・秩序の特質と構造―』堀田 幸義(49)
久保茉莉子『中国の近代的刑事裁判―刑事司法改革からみる中国近代法史―』加藤 雄三(52)
吉見崇『中国司法の政治史 1928-1949』森川 裕貫(55)
鈴木啓之『蜂起<インティファーダ>―占領下のパレスチナ 1967-1993―』山本 健介(58)
大津留厚編『「民族自決」という幻影―ハプスブルク帝国の崩壊と新諸国家の成立―』塩川 伸明 (61)
史料・文献紹介(65)

2022年1月号 No.1018

特集 ジェンダーの多様性の歴史Ⅲ
ミドルクラスの「女性らしさ」と女子教育
―ノース・ロンドン・コリージェト・スクールと家庭科関連科目群 1871~1894年―
中込 さやか(1)
小特集 留学と植民地主義
小特集によせて歴史学研究会
編集委員会
(15)
植民地期における朝鮮人の日本留学と植民地主義
―「韓国併合」前後から1920年代半ばまでを中心に―
裵 姈美(16)
近代における中国人の日本留学
―1935、36年の日本留学ブームを中心に―
高田 幸男(27)
海を渡ったインド人青年にとっての植民地主義と抵抗
―イギリス・日本への留学経験に見られる希望と葛藤―
水谷 智(37)
越境とパン・アフリカ主義中尾 沙季子(51)