2020年8月号 No.999


論 文
河北省における互助組・農業生産合作社組織過程の諸問題………河野正(1)
 -等価・相互利益および遊休労働力を中心に-

書 評・シリーズ『日本の中の世界史』
南塚信吾『「連動」する世界史-19世紀世界の中の日本-』…石居人也(19)
木畑洋一『帝国航路を往く-イギリス植民地と近代日本-』…松岡昌和(22)
小谷汪之『中島敦の朝鮮と南洋-二つの植民地体験-』…………原佑介(26)
久保亨『日本で生まれた中国国歌-「義勇軍行進曲」の時代』黒川伊織(29)
油井大三郎『平和を我らに-越境するベトナム反戦の声-』…大野光明(33)
池田 忍『手仕事の帝国日本-民芸・手芸・農民美術の時代』大沢啓徳(36)
吉見義明『買春する帝国-日本軍「慰安婦」問題の基底-』…嶽本新奈(39)

書 評
芹口真結子『近世仏教の教説と教化』………………………………上野大輔(43)
河西英通『「社共合同」の時代-戦後革命運動史再考-』………福家崇洋(46)
大西晴樹『海洋貿易とイギリス革命』………………………………川分圭子(49)

展示評
横浜の大火と消防の近代史……………………………………………飯田直樹(53)

会務報告
2020年度歴史学研究会総会の報告………………………歴史学研究会委員会(56)

会 告:(公開要望書)国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲拡大による知識情報基盤の充実を求めます…………………歴史学関係24団体(62)


2020年7月号 No.998


特集 発掘をめぐるポリティクス(Ⅱ)

論 文
水戸藩による那須国造碑整備事業と地域社会…………………鍛治 宏介()
戦後遺跡保護の成果と文化財保護法改正の課題………………坂井 秀弥(13)
現代中国における遺跡・神話をめぐる政治力学………………吉開 将人(25)
-「涿鹿」の歴史は誰のものか-

論 文
南北朝期における広域的「村」の特質と機能……………………赤松 秀亮(38)
-播磨国矢野荘の上村と下村に注目して-

書 評
中村 元『近現代日本の都市形成と「デモクラシー」』………高嶋 修一(55)
小野泰教『清末中国の士大夫像の形成』………………………手代木有児(58)


2020年6月号 No.997


特集 発掘をめぐるポリティクス(Ⅰ)
特集によせて…………………………………………歴史学研究会編集委員会(1)
論 文
東亜考古学会の渤海研究と満州進出………………………………酒寄雅志(2)
大学・考古学・埋蔵文化財行政……………………………………木立雅朗(14)
 -近現代考古学がつなぐ社会-
サモスのヘライオン…………………………………………………周藤芳幸(25)
 -ギリシアにおける「発掘のポリティクス」の一考察-
考古学からみえる第一次世界大戦……………………………………舘葉月(35)
 -フランス北東部の経験と記憶-
時 評
極右政党「黄金の夜明け」の台頭と極左連合政権下の
ギリシアにおける古典教育と古代史の再定義…………………師尾晶子(48)

論 文
国共内戦期延辺における中国共産党の民族政策…………………尹国花(57)
 -朝鮮人幹部の動向を中心として-
        
展示評
「るろうに剣心×明治村」
 -歴史学とエンタメ歴史 還流の地平を斬り開く-…………大江洋代(74)
史料・文献紹介……………………………………………………………………(78)


2020年5月号 No.996


論 文
清末における「官報」の発行と政府による情報発信の変容………殷晴(1)
 
研究動向
朝鮮通信使をめぐる研究動向……………………………………横山恭子(18
 -近年の動向を中心に-
ドイツにおける歴史的平和研究………………………………木戸衛一(28)

時 評
元号制を考える……………………………………………………太田幸男(36)

書 評
新保敦子『日本占領下の中国ムスリム』……………………松本ますみ(43)
青山由美子『1112世紀のフランドル伯の尚書部』…………畑奈保美(46)


◆2020年度歴史学研究会大会報告主旨説明
全 体 会:「生きづらさ」の歴史を問う……………………………(50)
古代史部会:古代律令国家の「制度」と「支配体系」の展開………(51)
中世史部会:日本中世における権力と東国……………………………(53)
近世史部会:近世後期の幕藩権力と豪農・村役人……………………(54)
近代史部会:「科学」を問いなおす……………………………………(56)
現代史部会:冷戦下のジェンダーと「解放」の問題…………………(57)
合 同 部会:「主権国家」再考 Part 3…………………………………(59)
特 設 部会:「生きづらさ」の歴史を問うⅡ…………………………(60)

会告
2020年度歴史学研究会大会等延期のお知らせ…………………………(63)


2020年4月号 No.995


論文
古代中世の幼児と葬送-「七つ前は神のうち」か-………………島津毅(1)

朝鮮植民地化過程における水利施設の国有化と水利権…………洪昌極(17)

時評:アメリカ・メキシコ国境問題
アメリカ合衆国から見た米墨国境………………………………小田悠生(33)
 -歴史のなかの国境線・国境地帯・国境-
メキシコと中米から見た墨米国境問題…………………ロメロ・イサミ(44)

書評
原口大輔『貴族院議長・徳川家達と明治立憲制』……………内藤一成(52)
梅村尚樹『宋代の学校―祭祀空間の形成と地域意識―』………須江隆(55)
那須敬『イギリス革命と変容する<宗教>』…………………富田理恵(58)

展示評
「特別展 三国志」東京展…………………………………………関尾史郎(61)

会告2020年度歴史学研究会大会のご案内………………………………(65)



2020年3月号 No.994


論文
鎌倉後期における御家人制………………………………………野木雄大()
 -正応5年8月7日令の再評価-

時評
歴史的視座から見た2019年香港逃亡犯条例改正案反対運動…村井寛志(14)
 -1960年代の自治要求運動との対比から-

シリーズ 歴史家とアーキビストの対話 【第7回】 
提言
歴史疫学(historical epidemiology)という課題……………………飯島渉(24)
-風土病の資料を「つくる」-
メディカル・アーカイブズから社会へ…………………………高林陽展(30)
-ベスレム病院における博物館・ギャラリーの試みから学ぶ-
アーカイブズを訪ねる
日本の精神医療史アーカイブズをめぐる現状と研究利用……後藤基行(38)
オーストラリアにおける社会的養護に関するアーカイブズをめぐる現状
 -ケアリーヴァーの記録へのアクセスと課題-…………阿久津美紀(42)

書評
長村祥知『中世公武関係と承久の乱』…………………………下村周太郎(47)
春田直紀『日本中世生業史論』………………………………………白水智(50)
山崎耕一『フランス革命-「共和国」の誕生-』………………楠田悠貴(54)
津崎直人『ドイツの核保有問題』…………………………………佐藤温子(51)

展示評
東京オリンピック・パラリンピックと展示………………………浜田幸絵(61)
 -特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」を見て-

会告:総合部会例会「スポーツの歴史学-現在と未来-」のご案内………(65)


2020年2月号 No.993


論 文
近世フランス植民地における外国人の法的地位……………………見瀬 悠(1)
-アンティル諸島への外国人遺産取得権の導入から廃止まで-

WGIP問題について
研究動向:教育かプロパガンダか-GHQ情報宣伝活動の研究史と課題-
…………………………………………………………賀茂 道子(17)
時評:瓦礫の掃き寄せ-WGIP史観のあとさき-……………… 與那覇 潤(25)

批判と反省:合評会:戦時期日本社会史の新地平
戦時期日本社会史の新地平………………………近代史・現代史運営委員会(34)
細谷 亨『日本帝国の膨張・崩壊と満蒙開拓団』………………安岡 健一(35)
佐々木啓『「産業戦士」の時代』…………………………………町田 祐一(38)
コメント:ジェンダー・女性の経験の視点から………………小野沢あかね(42)
リプライ:満蒙開拓団と地域…………………………………………細谷 亨(45)
-戦時日本社会史から戦後日本社会史へ-
リプライ:労働力動員から見える戦時体制の姿………………佐々木  啓(47)

時 評
歴史遺産と信仰空間としてのパリ・ノートル=ダム大聖堂の「再生」
………………………………………………坂野 正則(51)

書 評
藤本仁文『将軍権力と近世国家』…………………………………小宮山敏和(60)

史料・文献紹介…………………………………………………………………(64)

会告:歴研シンポジウム:「皇位継承再論
-女帝・女系の可能性と皇太子-」のご案内………………………………(65)


2020年1月号 No.992


論 文
戦国大名島津氏の「地頭―衆中制」に関する再検討……………久下沼譲()
 -「召移し」・「繰替え」の実態から-

イングランド革命期の教区社会における教会規律権論と聖餐式…穴井佑(15)
 -ノリッジのセント・ピーター・マンクロフトを事例として-

批判と反省
日野富子暗躍伝承は排除すべきである……………………………家永遵嗣(29)
 -桜井英治の論難に応える-

時 評:「徴用工」問題を考える
韓国大法院判決と再現する暴力について……………………………太田修(36)
朝鮮人強制動員の実態と「徴用工判決」…………………………庵逧由香(46)

書 評
白水智『中近世山村の生業と社会』………………………………中村只吾(55)
酒井一臣『帝国日本の外交と民主主義』…………………………黒沢文貴(58)
加藤圭木『植民地期朝鮮の地域変容』………………………………愼蒼宇(61)

会告:即位の礼・大嘗祭に反対し、天皇の政治利用を
批判する(共同声明)……………………………………………………………(68)